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誰も気にしないけど、知ったら誰かに話たくなる年賀はがきのトリビア!

毎年当然のように受け取っている年賀はがきですが、そこにはいくつかのトリビアがあるのをご存知ですか。誰も気にしたりしない、言われてみなければ分からない、けれどちょっと面白い年賀はがきのトリビアについてお話します。

年賀はがきにはなぜ消印がないの?

年賀状

毎日のように受け取る郵便には必ず消印が押されているのに、年賀はがきには消印が押されていないことに気付いていましたか?日頃は気にすることのない消印ですが、そもそも消印は何のために押されているのでしょう。ここでは消印が押される理由や年賀はがきに消印がない理由についてお話します。

消印は何のために押されるの?

消印とは、はがきや郵便物に貼られている切手が使用済みであることを証明するために押される刻印のことです。はがきや切手を不正に再使用したりすることを防ぐために押されます。また、郵便局が郵便物を受け付けたことの証明としての意味もあります。受付郵便局名、受付年月日、時間などが押印されているので、不達などの配達不備があったときに郵便物を追跡しやすくなります。

なぜ年賀はがきには消印がないの?

さまざまな目的があって押されている消印ですが、なぜ年賀はがきにだけ消印がないのでしょうか。理由はただひとつ、郵便局の作業量を減らして効率を上げるためです。近年年賀状を出す人も減少傾向にありますが、それでも郵便局では年賀状受付の時期になると大量の年賀状が届けられます。年間の郵便物の約10~20%が年賀状であることからも、郵便局では12月末~1月初めが最大の繁忙期となります。

全ての年賀状に消印を押していると、年賀状受け付け期間に出されていても、元旦に年賀状を配達することが不可能になってしまいます。そのため消印をなくすことで作業量を減らし、配送作業に集中できるようにしています。

※年賀はがきに消印が押されない期間は、年賀特別期間(元旦に年賀状が届く期間)の12月15~28日分だけではなく、12月29日~1月7日までに出した年賀はがきにも消印は押されません。

年賀状はがきには見えない消印がある?

消印には不正使用を防ぐ目的がありますが、では消印のない年賀はがきにはその心配はないのでしょうか。実は年賀はがきには、見えない特殊インクのバーコードが押されており、これが消印の代わりとなり不正使用を防止しています。この見えないバーコードは郵便局でブラックライトを当てると印字が浮かび上がる仕組みになっており、機械で読み取ることができます。また見えないバーコードは紫外線に当てても浮かび上がります。郵便局では機械ではがきの仕分けをするときに、同時にこのバーコードも読み取っているため、年賀はがきの不正利用は不可能なのです。

年賀はがきの切手デザインには隠れた秘密がある?

年賀状デザイン秘密

年賀はがきの切手にあたる部分に描かれているデザインは、その年の干支によっていろいろなものに変わりますが、そのデザインにちょっとした仕掛けがあったり、隠し絵や文字がはめ込まれているのをご存知でしたか?有名なのは2004年の年賀はがきの猿が2016年には親子の猿になっていて、12年たってあの時の猿に子供が出来た!と話題になりました。2018年の戌年の年賀はがきでは、消印部分の犬の肉球の爪の部分がさかさま文字でFUJIとなっていたり、消印の縦線が「あけましておめでとうございます」という文字で描かれていたりして、これもツイッターなどで隠し文字探しが話題になっています。ということで、2019年と2020年の年賀はがきを見てみましょう。

2019年の干支はイノシシなので、切手の門松や富士山のイノシシの部分と、消印のところに亥の隠し文字やイノシシの隠し絵がたくさんはめ込まれていました。2020年のねずみ年の年賀はがきには切手部分のねずみと富士山の絵柄の中に2020の数字に加えてもうひとつ2の数字がはめ込まれていました。おそらくこれは2020年と令和2年を掛け合わせたのでしょう。消印部分にもねずみの中に2020と令和の2がはめ込んで描かれています。意識して見なければ、おそらく誰もが見過ごしてしまうようなことですが、はがきデザイナーの粋な遊びごころと、年賀はがきに対する思い入れと気合いが感じられて楽しいですね。

年賀状はいつ始まったの?

いろいろな楽しいアレンジがされている年賀はがきですが、そもそも年賀状はいつから始まったのでしょう。年賀状を出す習慣についてはいろいろな説がありますが、飛駅使制度(人や馬を使って遠方に文書を届ける制度)が始まった7世紀後半に始まったといわれています。少なくとも江戸時代には年賀状のやりとりは一般的になっていたようです。

お年玉年賀はがきは誰が考えたの?

お年玉付年賀はがき

今では当たり前のようになっているお年玉付き年賀はがきですが、終戦後に林正治という人が考案して始められました。終戦後の混乱期には家族や親族、友人知人などの消息がわかならないことが多くありました。年賀状を使ってそういう人達の安否確認をするためと、宝くじを組み合わせることで戦後の暗い生活に夢を与えるという目的から、自ら見本のはがきや宣伝ポスターを作成して郵政省に持ち込んだそうです。郵政省の中では少なからず反対もありましたが、最後には採用されることになりました。長い年月を経た今でも、お年玉付き年賀はがきは、新年の楽しみのひとつとして多くの人々に喜ばれています。

来年の年賀はがきのトリビアを探してみよう!

Happy New Year

現在では年始の挨拶には年賀はがきに限らず、メールやSNSなどいろいろな伝達手段があります。そのため年々年賀状を出す枚数が少なくなりつつありますが、年賀はがきには見えない消印や隠し絵や隠し文字など、年賀はがきに係わる人々の苦労や思い入れがたくさん詰まっています。今年の年末には、来年の年賀はがきにどんなトリビアが隠されているのかぜひ探してみてくださいね。

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