知っているようで知らない?やってはいけない年賀状のNGあれこれ!

年賀状豆知識

知っているようで知らない?やってはいけない年賀状のNGあれこれ!

毎年当たり前のように書いている年賀状ですが、してはいけないことや、書いてはいけない言葉などがあります。今日は知っているようで知らない年賀状のNGマナーをいくつかご紹介しましょう。

写真入りの年賀状は相手を選んで!

来年の年賀状はどんな年賀状にしようかと、あれこれのデザインを考えたり、選んだりするのは楽しいものですが、どれだけ自分が気に入ったデザインであっても、時には送る相手によって失礼になったり、貰った相手の気持ちを害したりしてしまうことがあります。

最近ではスマホなどで簡単に綺麗な写真が撮れるので、家族や子供、赤ちゃんなどの写真を年賀状にして送る人も増えてきています。子供の成長や出産などは家族にとっては嬉しい出来事ですが、あくまでもプライベートなことなので、家族写真の年賀状を仕事上でのお付き合いの人や、会社の上司などに使うのはNGです。

妊活や婚活をしている人、離婚した人や独り身の人などにも、受け取ったときの気持ちを思いやり、送るべき相手かどうかを考慮する必要があります。また、自分のペットの写真を年賀状に使う人も多くなっていますが、全ての人が動物好きとは限りません。家族やペットの写真は、自己満足にならないように、同じ気持ちを共有できる人に送るようにしましょう。

年賀状は一つのデザインで印刷を一括注文することがほとんどですが、できればプライベート用とビジネス用など、違うパターンのデザインで作ることができればベストです。

賀詞の選び方と重複に注意!

年賀状を出すときは賀詞(文頭に書くおめでたい言葉)にも配慮が必要です。年賀状に良く使われる「賀正」「迎春」などの2文字の賀詞は、同僚や後輩、友人などに使うもので、上司や恩師、先輩など目上の人には使いません。

目上の人に使う賀詞は「謹賀新年」や「恭賀新年」「謹んで新年のお慶びを申し上げます」などの4文字以上のものが正式とされています。横文字の「Happy New Year」なども仕事関係などのフォーマルな相手には適していません。また、文頭に「賀正」「迎春」などの賀詞を使ったときは、添え書きに「あけましておめでとうございます」などと書いて賀詞を重複して使わないようにしましょう。

「元旦」は「一月一日の朝」という意味の言葉なのをご存知でしたか?

年賀状につい書いてしまいそうな「一月 元旦」「一月一日 元旦」も重複言葉になってしまうので注意しましょう。

年賀状に書いてはいけない「忌み言葉」を知っておこう

「忌み言葉」とは、年賀状に書いてはいけない不吉な言葉や縁起の悪い言葉のことですが、どのような言葉が年賀状に書いてはいけない「忌み言葉」なのかを知っている人は少ないのではないでしょうか。

「忌み言葉」には、死ぬ、別れる、絶える、弱る、朽ちる、離れる、消える、失う、去る、衰える、などがあります。ほとんどの「忌み言葉」はマイナスなイメージがあるので、年賀状に使うことはあまりありませんが、何気なく使ってしまうのが「去る」という言葉です。

添え書きをするときに、つい「去年は大変お世話になりました」と書いてしまいがちですが、「去」には離れる、別れるという意味があり、年賀状に使うのはタブーとされています。

「去年」ではなく「旧年中」や「昨年」とするのが失礼のない正しい使い方です。

年賀状に句読点を使ってはいけない?!

年賀状には「 。」や「、」などの句読点を使わない、というのが正しいマナーです。古来の日本文には句読点というものはありませんでした。句読点は文字を読むのに慣れていない人のために使われるようになったものです。そのため、相手を教養のある人として、敬意を表す意味で年賀状には句読点を使わないというのが定説となっています。

また新しい年の始めてのご挨拶に、区切りをつけない、ご縁を途切れさせない、という意味で句読点を使わないという説もあります。仲の良い友人や親しい知人などの場合には、それほど気を遣う必要はありませんが、目上の人に出すときには注意しましょう。

年賀状に修正ペンを使うのはNG!

年賀状を書いていると、うっかりして書き損じてしまうことがよくあります。間違っても修正ペンで消して上書きするなどという失礼なことはしないでください。書き損じたときはあきらめて新しい年賀はがきに書き直しましょう。

書き損じた年賀はがきは郵便局で手数料を払うと切手や郵便はがきと交換できます。また、最近ではカラフルなカラーペンを使った手描きの年賀状もよく見られますが、上司などオフシャルな相手への賀詞や添え書きは黒文字にするのがマナーです。

年賀状は貰った人の気持ちを考えて

最近ではLINEやFacebook、TwitterなどのSNSやメールで、話し言葉を文字にすることが多くなっています。会話をするように文字を打つことに慣れてしまうと、年賀状などの改まった儀礼文や挨拶文を書くことに戸惑ってしまうことがよくあります。

年賀状は心新たにして、共に新しい年を祝い、末永いお付き合いを願うための、古くからある日本の美しい挨拶習慣です。仲の良い友人や仲間と手描きや写真付きの年賀状を交換しあうのも楽しいものですし、またオフシャルな相手や年配の人に、敬意を込めて礼儀をつくした年賀状を送ることは社会人として必要なマナーでしょう。

年賀状の基本マナーとして、儀礼や決められた書式を守ることは大切ですが、なにより大事なことは年賀状を貰った人の気持ちを考えて送ることなのではないでしょうか。

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